こんにちは!
束の間のスウェーデン・フィーバーが落ち着いたところで、
今日は『ヴィンテージ・ハント in スウェーデン Vol.1』でご紹介した、『ANTIKLADAN』で出合ったオイル(ビネガー)差しのお話を。
『ヴィンテージ・ハント 〜 Vol.1』にアップした写真にもちらっと写っているのですが、
この写真を撮った直後に、つかつかと歩いていって即確保した代物です(笑)。
実は、スウェーデンという国はドイツとの繋がりがとても強い国で、
スウェーデン語もその30〜40%がドイツ語に遡るとされてます。
アルコール類など、自国で買うと税率が高いために
車でわざわざドイツまで行って大量購入してくるというスウェーデン人も
少なくないですし、逆にドイツからスウェーデンに遊びにくる観光客もたくさん。
ホントかどうか知りませんが、
夫が小さい頃には、夏のビーチで素っ裸になっている人は
全員ドイツ人だったそうです(笑)。
ともかく、そんな繋がりの濃い国同士なので、
スウェーデンのヴィンテージ屋さんやセカンドハンド・ショップに行くと、
ドイツ製の陶磁器が割とたくさん置いてあったりするんですよね。
ところで皆さん、
Bjorn Wiinblad(ビョーン・ウィンブラッド)という人をご存知でしょうか。
デンマークが生んだ巨匠で、
ドイツの老舗陶磁器メーカー『Rosenthal(ローゼンタール)』が出している、
『Studio-Line(スタジオ・ライン)』というラインを代表する
デザイナーの一人です。
日本では1960年代の後半に知られるようになり、
70年代には高島屋の一部グラフィック・デザインも手掛けています。
だからもしかすると、名前までは知らなくても、
その作風にはなんとなくなじみがあるという方も多いかもしれませんね。
このオイル差しは、そのウィンブラッドがデザインしたシリーズ。
60年代に製造されたもののようです。
ウィンブラッド特有の、安らかな丸い顔と繊細なディテールがとっても愛らしいでしょ?
ちなみに『ムーミン』に登場するミイにも似ていますが、
違いますのであしからず・・・(笑)。
そんなこんなで、とってもお気に入りの一品。
今のところとりあえずオイル差しとしては使わず、
リビングのキャビネットに置いて愛でています。
キャビネット周りがほのぼのします。 |
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